【持久力アップ】持久力の高め方(理論編①)

こんにちは! どんなスポーツであっても、持久力を高めること(バテない身体づくり)はプレーをする上でのベースになります。 ただ持久力を高める方法として、多くの指導者や選手からは「長距離を走れば良い」という答えしか返ってきません。 それでも当然持久力は高まりますが、効率が良いとは言い切れません。 では、簡単な「持久力」の高め方についてのポイントと方法をお伝えします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●持久力を高めるとは? 持久力が落ちるとは「筋肉が思い通りに動かなくなる」ことを言います。 持久力を高めるためにはいくつかの必要な要素がありますが、その中で最も必要なものが「酸素」です。 酸素量が少なくなると、代謝量が落ちて体全体の機能が落ちてきます。 もしみなさんが持っている携帯電話で、充電量が減ってくるとどうしますか? おそらく使用量を制限するというように「セーブ」しようとするはずです。 人間の身体の中で「酸素」というのは、携帯電話の電池と同じですから、同じように、もし体内にある酸素量が少なくなると、人は身体の機能を「セーブ」しようとします。 長距離を走って疲れてくると、必然的にスピードが落ちるというのがこれにあたります。 ですから持久力を高めるためには、「酸素」が鍵を握っているということを、まずは知っておかなければなりません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●ATP合成(アデノシン三リン酸) なぜ酸素が鍵を握っているかというと、人間のように酸素を利用して代謝のできる生物は、細胞内のミトコンドリアにより炭水化物(糖質)を酸化し、最終産物としてATP(アデノシン三リン酸)、CO2(二酸化炭素)、水を排出します。 運動中、酸素が不足すると筋肉細胞中のミトコンドリアによるATP合成が非効率になり、運動に必要なエネルギー量を生産できません。 よって、短時間でエネルギーを失い、集中力の低下、持久力の低下などの問題が発生するのです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●酸素摂取能力を高める ですから持久力を高めるためには、酸素をしっかり摂取し続けることが重要になります。 酸素摂取能力を高めるためには、肺活量を大きくすることが必要です。 肺活量が大きくなれば、肺の中の肺胞でヘモグロビンがガス交換をする量が増えます。 その結果、血液流に乗って全身の細胞にたっぷりと酸素が運ばれます。 肺活量を増やすには、胸の中の容積を増やさなければなりません。 胸の中の空間を胸郭と言います。 胸郭を広げることで、肺活量は増えるのです。 ー 次回【基礎理論編②】へ続く ー 明るく元気に楽しく笑顔で!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書籍「脳レボ〜ミスをゼロにする3つの力〜」 https://sympathyca.buyshop.jp/items/8700787 書籍「できる子・伸びる子・の共通点」 https://sympathyca.buyshop.jp/items/17206366 その他の潜在脳力開発商品はこちら https://sympathyca.buyshop.jp