【受験生】正しい受験勉強の仕方とは?[前編]

こんにちは!

受験勉強とは、当然ですが志望校に合格するために行うものです。
そのためにはまず、何が必要なのでしょうか?

大きく分けて2つあります。

① 内申(通知表・評定)
② 実力(入試当日に発揮される力)

みなさんが志望校へ合格するためには、この2つのうちどちらが必要かを知らなければなりません。

どちらを上げるのか?また、両方必要なのか??

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推薦入試などで、もし内申(通知表・評定)を上げる必要があるのであれば、そのためにはズバリ「定期考査」の点を上げることが絶対になります。

なぜならば、内申は学校で決まるものだからです。

そして実力(入試当日に発揮される力)を上げる必要があるのであれば、そのためには「実力考査」の点を上げることを考えなければなりません。

それらをゴチャ混ぜにして勉強していても、結局焦点がボケてしまいますから、期待通りの結果が出ないのです。

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「定期考査」と「実力考査」との違い?

 「定期考査」と「実力考査」の勉強方法は全く違います。
簡単に言うと「定期考査」は今までやったことがある問題がほとんどですが、「実力考査」は初見の問題がほとんどです。

範囲でいうと「定期考査」は限定的ですが、「実力考査」は範囲が習ったところ全てなので広域です。
他にも違いがありますが、これだけでも十分違うのですから、それぞれの勉強の仕方も違ってきて当然です。

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「定期考査」の勉強方法とは?

 「定期考査」は今までやったことがある問題がほとんどです。
ですから勉強方法のポイントは『繰り返し』です。

過去に先生が作成した問題を見返せば、おおよそ何をやれば良いのかが見えてくるはずです。

例えば、指定のワークから多く出題されているなとか、教科書の問題を中心に出題されているな、この教科は授業中に配布されたプリントから出題されているな…という具合です。

それが分かれば、あとは徹底的にやるのみです。
それを踏まえれて、「定期考査」勉強の鉄則をお伝えします。

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◉「定期考査」勉強の鉄則◉

①何から出題されるか分析せよ!

まさか教科書を一からノートに写す…何てことはしませんよね?それは時間がかかるからです。

大事なことは、過去の問題を分析し、どこから多く出題されているかを確認し、それを徹底的にやることなのです。
ワークからなのか、教科書からなのか、プリントからなのか、授業ノートなのか。

まず何をすれば点が取れるのかを理解することなのです。
勉強したのに的が外れた…みたいなことにならないようにしましょう。

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②解答(解説)は、横に開いて置いておけ!

解答を見ながら勉強するのはタブーと言われてきた人も多いでしょう。
しかし「定期考査」の勉強では、これが重要なのです。

その理由は、①その問題をとにかく理解することが重要、②だから答え合わせはすぐにやる、③いちいち1問1問、解答を開く時間がもったいない。

「定期考査」の前は、とにかく時間がありません。
1教科だけならまだしも、何教科もあるわけです。しかも範囲が広い教科もあります。

できるだけ早く、時間をかけずに勉強しなければなりません。
ですから、例えば数学で、その問題が分からないからといって10分も20分も考え込んではいけないのです。

それは普段、授業や宿題などでやることで、「定期考査」前にやることではありません。
よって、分からない問題があればすぐに解答を見て解法を確認しなければならないのです。

そのときに、横に解答(解説)があれば、それだけでも時間が短縮できます。

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③分からない問題は絶対に分かるようにしておけ!

先ほども言いましたように、「定期考査」は今まで一度やったことがある問題がほとんどです。
ですから勉強する際に、もし分からない問題があってそのまま放置していると、当然テストでも解けないということになります。

ただし、分からない問題があったときに、まず第一は解説を読んで、自分で理解しようとすることが重要です。

しかし解説を読んでも理解できない場合もあるので、そのときだけは先生や友達などに聞いて理解します。

くれぐれも、自分で解説を読むこともせず、すぐに誰かに聞くことだけはやめましょう。

①・②で、出来るだけ時間をかけずに…と言いましたが、分からない問題を理解したり調べたりするのには、存分に時間を使います。だからこそ、①・②で時間を短縮することが必要なのです。

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④最低でも3回はやれ!

はじめに言いましたように、「定期考査」の勉強の基本は『繰り返し』です。
一度やった問題が確実に解けるようにしておく必要があります。

ですから、最低でも3回やるという覚悟がいります。

例えば1回目と2回目はノートにやって、3回目は実際にワークならワークに埋めていくというのでも良いかもしれません。ただ見るだけではなく、手を動かして、実際に書くことも重要です。

ただもし時間に限りがあるとすれば、1回目や2回目で確実に出来るという問題は省いて、出来ない問題は不安な問題のみ繰り返しやるというのも効果的です。

教科によって多少勉強の仕方に違いはありますが、以上の点を踏まえて「定期考査」の勉強をすれば、効率よく得点アップが期待できますので参考にしてください。

…次は「実力考査」の勉強の仕方についてまとめます。

明るく元気に楽しく笑顔で!

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