脳レボSTUDY
【メンタルヘルス】ストレスとは何か?を理解しよう【前編】2>
こんにちは!
コロナ禍ということもあり、最近はストレスを抱える人が増えてきましたね。
このストレスというのはとても奥が深いのですが、分かればとてもシンプルで、しっかりと自力でコントロールすることもできます。
ということで、今回は「ストレス」について!!
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「ストレスを抱える」というのを、脳科学で説明するとこうなります。
大脳辺縁系で発生した怒りや不安などの「感情」や、視床下部で発生したやりたくないという「欲求」を、大脳新皮質の「理性」で無理やり押さえつけている状態。
これはどういうことかというと…
これまでにもお伝えしてきたように、人の脳は主に「意欲(欲求)」「感情」「知能(理性)」の3層構造になっていて、それらがA10神経でつながっています。
それによって、性欲や食欲・睡眠欲などの「欲求」や、怒り・不安などの「感情」は、「知能(理性)」によってコントロールされるのです。
例えば、全然面白くない他人の話を、笑って聞くことができる…というのは、面白くないという「感情」を「理性」がコントロールしているからです。
また、食べたい!という「欲求」を、ダイエット中だから…などと「理性」でコントロールすることもできます。
そこで、怒りや不安などマイナスの「感情」や、やりたくないというマイナスの「欲求」を、「理性」によって無理やり押さえつけている状態の時に、人は「ストレスを抱える」ということなのです。
まだちょっと難しいでしょうか??
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ではもう少し具体例を挙げていきましょう。
【Aさん】
勉強が嫌で嫌で仕方がない(マイナスの欲求またはマイナスの感情)
→ しかし受験があるから勉強をやらなければならない
これは「やりたくない」というマイナスの欲求、もしくは「嫌だ」というマイナスの感情を、「受験があるから」ということで無理やり理性で押さえつけていることが分かりますね。
これが「ストレスを抱える」という状態です。
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【Bさん】
勉強が好きで好きでたまらない
→ 受験があるから勉強をする
これはAさんと同じ「受験勉強をする」という行動ですが、Bさんは「感情」や「欲求」がマイナスではなく、「好き」「やりたい」というプラスであるために、「ストレスを抱える」ことはないのです。
ですから、ある人からみれば「ストレスになる」ものでも、人によっては「ストレスにならない!」ということになります。
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なんでもそうですが
「そんな面倒くさいことやりたくない」「嫌だ」などと「感情」「欲求」がマイナスに働く人にとって、それを「しなければならない」と理性で無理やり押さえつけている状態であれば「ストレスを抱えること」になります。
しかし「面白い」「快感」と感じる人は、全然「ストレス」になりません。
だってやりたいんですから!
繰り返しになりますが…
「ストレス」とは、マイナスの「感情」や「欲求」を、「理性」で無理やり押さえつけている状態です。
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ではどうすれば「ストレス」を消滅させることができるのでしょうか??
またどうすれば「ストレス」がたまらないようにできるのでしょうか?
ここまでを理解すれば、もうお分かりですよね??
それは…
「嫌だ」「やりたくない」というマイナスの「感情」や「欲求」になるものを、
「理性」で無理やり押さえつけることを「止める!」…ではありません!!!
だって生きていればどうしても「やらないといけないこと」ってありますよね?
ですから、そこではないのです。
では???
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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